黒米の栽培         

  20年産黒米は八千代市農協本店直売所「グリーンハウス」と勝田台支店など直売所で販売しています。  農協直売所

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36 2003年 平成15年12月21日(日) 晴天・大風  
 ☆冬はあぜ道焼き
田んぼはお休み中
田んぼの畦の枯れ草を燃やした。道路の脇に田んぼがある。昔のはなしだけど、車で通る人がタバコの吸い殻を窓から火がついたまま捨てた。そして枯れ草に火がついた。火事の予防と、害虫の防除とのためにやる。ところが野焼きは禁止だ。という。
産業廃棄物を燃やしてダイオキシンを発生させるのと、田んぼの枯れ草を燃やすのと同じレベルで話されてはなんともせつない。
 先週の12月の中頃から、大霜になった。この霜が田んぼの土へふかふかの空気を入れてくれるし細かくさせてくれる。自然は自然に働いている。

35 平成15年12月9日(日) 晴れ
 のぼろ菊       黒米の選別
田んぼはお休み中。
クロコメの選別を行う。どうしても粒が揃わない。籾があったり、赤紫の米粒か゜あったりする。食べても美味しいが見た目に悪い。やらなくてもいいような気もするが・・・。、
美味しく食べてもらうには・・・のんびりこつこつやってます。

 綿帽子をつけた雑草・・・「のぼろ菊」といいます。雑草にも名前があるのです。本当は格好いい名前があるのかも知れないけれど、この辺ではこう呼びます。「よっぱらいぐさ」ってのもあります。「スヘリヒユ」って言う名前が本当らしいけど、この辺では
通じません。でも「よっぱらいぐさ」っていえばじいちゃんもばあちゃんもみんな知ってます。

34 11月30日(日) 雨 くもり     
   仏の座
田んぼはお休み中。
それでも冬の雑草は元気だ。雑草も花を咲かせる。
昨日からずっと雨が降ったから田んぼはグチャグチャ。


33 11月24日(月) 勤労感謝の日の振り替え休日    

クロコメの切り株に小さな稲穂ができた。すずめの餌になる。秋の田んぼ、道端にホトケノザがピンクの花をつけて咲いていた。

32 11月16日(日) 晴れ 強風      
    ☆春に備えて休耕中
 このあいだ、米セールスに都内の健康食品の会社に行ってきた。
 健康食品のお店はチェーン店になっていて、各お店は直接生産者から仕入れられないシステムになっている。だから値段が高い。流通が複雑で、今年は無理だがどうすればいいのかいろいろ見えてきた。
 健康はお金では買えない。健康食品は高いが良く売れる。食品の価格ではなくて健康を買っているのだなぁ。と思った。
 売るというのは難しい。でもこの経験や発見が勉強になって実に楽しい。
今日の田んぼの様子は・・・収穫後畑をトラクターで耕したままです。
     耕せ日本 !    

31 11月9日(日) 曇り雨       
 クロコメの市場調査・マーケティング もちろん趣味・少年探偵団だ。
池袋の東急ハンズに行った。
 クロコメが売っていた。中国産だった。
 近所のスーパーにも売っていた。ディスカウント店にも置いてあった。ディスプレーや商品化に工夫が必要だ。
 あっちこっち 見て回って、自分の品質に自信がもてた。
結局、東急ハンズでビックリナッツ缶とブーブークッションを買って帰った。 


30 11月2日(日) 雨        雨
 晴耕雨読
 晴れたら畑仕事して、雨が降ったら読書して。
カキアゲを油で揚げて、揚げたてにしょうゆをたらす。ジュウッといいながら香りがいい。そうだこんど雨降ったらカキアゲを作ろう。

29 10月27日(月) 晴れ    
 ☆もち米のクロコメ
 コシヒカリとクロコメを混ぜてブレンドを作った。
何度も何度も、配合の割合を変えて炊いてみた。やっぱり今回の配合が一番よさそうだ。
 昨日の日曜日は、朝から一日袋につめた。意外と手間がかかる。う〜ん。どうやって売ったらいいのだろうか。作るのは得意だけれど、売るのは苦手だナァ〜。どうしようと思案中です。
 まだ倉庫にいっぱいクロコメがある。何とかなるかぁ〜?

28 10月19日(日) 晴れ            
@黒米ブレンドは3合入り。   A袋から炊飯釜に移します    Bお米を研ぎ3合でセットします。
                   
 C1時間以上経ってからスイッチを入れます。     Dふっくらと赤紫に炊き上がります。
             
  Eかき混ぜ蒸らします。           Fお茶碗によそいます。
簡単に食べられるようにコシヒカリにクロコメを程よくブレンドしました。3合のご飯を炊飯する要領で炊き上げてください。

コシヒカリも黒米も今年の新米ですので、ほんの少し水を控えたほうが美味しく炊き上がります。

黒米はもち米です。また表面のコメヌカを取り除いていませんので体にやさしいビタミンBやポリフェノールが豊富にしかも美味しく摂取できます。

コシヒカリも黒米も自家製です。脱穀も精米も袋詰めも自家製ですべて手作業で行っております。

自家製「コシヒカリと黒米のブレンド」をよろしくお願いいたします。

27 10月18日(土) 晴れのち曇り       
☆涼しい稲刈りは初めてだ ☆最初のへっぴり腰  ☆終わりの頃。早くなった
 
☆赤米の種籾干し。
 今日は午前中に赤米の国司とベニロマンの稲刈りをした。
 うちの田んぼ以外はぜ〜んぶ一ヶ月前に終わっていたから、じいちゃんは気になっていたようだ。かっこ悪いと思っていたようだ。私も10月に稲刈りをしたのは初めてだ。
 品種が混ざらないように国司の収穫が終わったらコンバインのコギドウをきれいに掃除する。
 今日も2番目のお兄ちゃんが稲刈りを手伝ってくれた。今まで鎌を使って稲刈りをしたことがなかった。でもまめができる頃にはどうやら格好がついた。やってみればなんでも面白い。来年の種籾をござに広げて干した。
 やっぱり収穫が終わったら気が抜けてほっとする。

26 10月12日(日) 雨のち晴れ      
@赤米の赤い穂  A左は国司 右はベニロマン B左は国司 右はベニロマン 
     
C左国司と右ベニロマンの根  D左国司 右ベニロマンの穂

  E左国司 右ベニロマンの節間長
 稲刈りは延長!
 穂を調べてみたらまだ充実していないのでお楽しみは来週に持ち越しだ。
 たぶん赤米は10月20日前後の収穫でいいのかも知れない。・・・

稲穂の写真がD左国司 右ベニロマンだ。穂を見ると赤色と緑色の籾がまだらにある、ということはまだ収穫の適期ではない。

 赤米は国司のほかにベニロマンも試作した。
じつは田植後の生育が悪く、短くて収穫できるのか不安だった。しかし二つの稲を比べたらこの稲の特徴がわかった。ベニロマンの方が作りやすそうだ。「小さく生んで大きく育てろ」。

国 司  ベニロマン
6節 75cm
5節 43 73cm
4節 25 39
3節 18 22
2節 10 10.5
1節
粒数 73粒 74粒
穂長 20cm 20cm
全長 95cm 93cm

 おもしろいことに、ベニロマンは国司に比べて
1節少ない。つまり1茎について葉数が1枚少ないことになる。出穂は9月初め(8月でなく)までは草丈が短い。・・・収穫が10月でも、台風がきても、これなら倒伏しない気がする・・・六感

来週は、稲刈りだぁ・・・しかし手刈りだ。
・・・赤米のご飯が早く食べた〜い。

 お米のことは良くわからないが、「食いしん坊」がゆえに、おいしい赤米を作ってみたいのだ。

25 9月28(日)晴れ      
☆赤米の穂の籾が赤く色づいた ☆国司の収穫は10月中旬。 ☆ロータリーで秋耕い
  赤米の国司 草丈 131cm 穂数 21本 

 赤米の国司の収穫はまだしていない。9月1日頃に出穂しているので10月10日頃の収穫だとおもう。
 赤米は初めて作るから、品種の特性が分からない。しかしコシヒカリに比べて倒れにくそうな藁だ。

 千葉のコシヒカリの田植えが早くなったのは、台風で倒れる前に稲刈りをしたいからだ。もし台風が来ても稲が倒れない品種ができれば、霜が降りる 11月まで稲栽培ができて 多収穫になるのだが・・・。

 今年コシヒカリを収穫した田んぼは、来年に向けてトラクターで耕運した。ここらでは「秋耕い」という。

24 9月21日(日) 雨   
   ☆炊くと黒米は赤飯の様だ。
 籾摺り後、毎日黒米の試食をしている。
 コシヒカリと黒米のブレンドに考察だ。
2〜3合にスプーン1杯程度でいいかもしれない。
 赤飯には小豆かささぎをいれるが、この黒米(朝紫)は小豆の代わりに赤色を着けて赤飯の様に食べられる。しかも黒米(朝紫)はもち米である。
 うるち米がもち米の歯ごたえと風味を付け加える。とてもいい。もう少し食の開発も必要だ。
 さて収量は残念なことにコシヒカリの半分程度だった。不稔が多いのと粒が小さいのが原因だ。生産性は良くない。
 赤米の収穫はまだまだ先で、10月になりそうだ。
今夜、台風15号が、伊豆諸島から太平洋を北東に進んでいる。千葉は昨日の夜から明日の朝にかけて大雨注意報が出ている。100mm程度降るようだ。

23 9月13日(土)〜9月15(月)晴れ     
B籾の乾燥(火力乾燥)   C籾すり作業と機械   D黒米の粒の選別
収穫の作業は・黒米もコシヒカリも同じ
@稲刈り・水稲から稲と名前が変わる
A脱穀・わらと籾に名前が変わる
Bもみすり・籾がらと玄米に名前が変わる
保存は玄米で行う。最近は籾で保存する方法もある。味がよいからである。
 玄米を種まきしても発芽しない。しかし籾を種まきすると発芽する。つまり籾の状態ではお米は生きているのだ。したがって玄米にするということは、殺していることになる。
 肉も牛乳も野菜も人間が食べるということは、その命をもらっているのである。だから食べ物を粗末にしてはいけないのだ もみすりをしながら玄米を見ていたらそんなことをボーツと考えていた。

22 9月13日(土)〜9月15(月) 晴れ  
コンバインは@稲刈り・A脱穀・稲わら切断を一度に行う
 黒米を9月13日に稲刈り・14日にコシヒカリを稲刈り
高校1年の息子も初めてコンバインを操作し、稲刈りを手伝ってくれた。農作業が好きらしい。私も楽しい
 農業の楽しみは収穫時にある。この味を一度覚えるとやみつきになる。大切に世話をすれば、収穫という達成感を味わえる。でも手抜きをしなくても、天候には逆らえない。東北や北海道は不作になるらしい。天気だけはどうにもならない。
 9月だというのに、梅雨明けの8月上旬のように毎日暑い。稲刈りが終わると、本当の秋になる。

21 9月7日(日)
☆ 収穫適期は5〜7日遅れている
   
 ☆黒米の穂      ☆コシヒカリの穂 ☆赤米は晩性品種だ
    
 ☆黒米の穂の分枝  ☆コシヒカリの分枝 ☆ 赤米
   
 
左の黒米 穂数  23本 
       粒数 131粒
       (不稔)57粒
       分枝  12本
中のコシヒカリ 
       穂数  16本 
       粒数 159粒
       (不稔)11粒
       分枝  11本
右の赤米 穂数  21本
       粒数  94粒
       (不稔)− 粒
       分枝  10本

 来週は稲刈りができそうだ。
 今年の収穫はよくなさそうだ。
 
 先週から稲刈りが始まったようだ
 たぶんフサオトメやアキタコマチの早稲品種だ。コシヒカリの稲刈りは1週間先になる。今日はコンバインの整備と準備だ。例年9月10日頃に台風が1つくらいきて、稲を根本から押し倒していく、稲がもつれて機械で刈れなくなる。竹の棒で一条ずつ起こしながら刈ったこともあった。収穫が終わる三連休まで天気がもってくれと、天に拝む。

20 8月31日(日)
☆コシヒカリ    ☆コシヒカリの穂 ☆黒米の穂     ☆黒米         ☆赤米
左のコシヒカリ
110cm 穂数 16本
中の  黒米 
104cm 穂数 23本 
右の国司 
110cm 穂数 21本


19 8月24日(日)     
☆コシヒカリ   ☆コシヒカリの穂   ☆黒米   ☆黒米       ☆赤米
コシヒカリも穂が色付き始めたが5日いつももより遅い。黒米は。実入りの充実が悪い。赤米は、すっかりすねてしまい穂がまだ出てこない。収穫は冬になりそうだ。どうなることやら。

18 8月17日(日)  
コシヒカリは出穂が終了。
黒米は穂が黒紫で遠くからコシヒカリと田んぼの色がハッキリと違う。
国司はやっと穂が見えてきた。出穂が遅い。収穫は10月になりそうだ。
 幸いなことに台風10号の影響は無い。台風が通過して一時は晴れたものの今週は、雨が続き気温が上がっていない。

17 8月9日(土)     
コシヒカリも出穂開始・黒米全部出穂・国司は出穂無し・

16 8月3日(日)     
左のコシヒカリ 98cm分けつ21本 出穂  0本
中の黒米    98cm分けつ24本 出穂 17本 
右の国司    83cm分けつ25本 出穂  0本

黒米の出穂が思ったよりも早い。
逆にコシヒカリの出穂がびっくりするほど遅い。
赤米(国司)は出穂が遅いようだ。
 
 田んぼが乾いてきた。スイッチを入れれば地下水をすぐに入れることができるが、今からコンバインを入れても潜らない堅い田んぼを作らなければならない。千葉の谷津田の宿命だ。

15 7月27(日)       
☆稲の花 おしべ    白い稲の花
左のコシヒカリ 89cm 分けつ   21本
中の黒米    88cm        24本
右の国司    76cm        25本
ポンプが止まっても毎日雨が降った。
黒米の出穂があった。

宮城で震度6の地震があった。昨日のテレビニュースはそればかりだった。今日は久しぶりに気持ちよく晴れた。でも北風だったので日陰に入ると帯広のように涼しかった

14 7月20日(日)   
☆コシヒカリ 粳米    ☆朝紫 黒米    ☆国司 赤米
左のコシヒカリ 89cm 分けつ   21本
中の黒米    88cm        24本
右の国司    70cm        25本
渇水ポンプが止められた。もう田んぼに水が入らない。黒米は茎が硬くてコシヒカリよりはしっかりしている。萱のようだ。元は黒い。
今年の夏は暑くない。夏休みなのに暑くない。
夏の高校野球が始まった。梅雨明けはもうすぐだ。

13 7月13日(日)   
☆コシヒカリ 粳米    ☆朝紫 黒米    ☆国司 赤米
左のコシヒカリ 82cm 分けつ  21本
中の黒米    83cm       24本
右の国司    69cm       25本
コシヒカリと黒米の分けつは落ち着いてきた。
赤米の国司がまだまだ分けつを続けている

12 7月6日(日) 晴れ   
☆コシヒカリ         ☆黒米 朝紫       ☆赤米 国司
左のコシヒカリ 74cm 分けつ 21本
中の黒米    74cm      23本
右の国司    60cm      19本
黒米は、コシヒカリと同じように成育している
赤米が、だんだん生育スピードを落としてきた
コシヒカリの葉っぱをむしったら成長点に小さな米の花の基ができていた。


11 6月29日(日)晴れ    
☆コシヒカリ         ☆黒米 朝紫       ☆赤米 国司
左のコシヒカリ 62cm 分けつ 21本
中の黒米    60cm      19本
右の国司    53cm      16本
 とうとう目印の篠竹をもう少しで追い越してしまいそうだ。今週は篠竹を新しくしたほうが
良さそうだ。
 そろそろコシヒカリの成長点では花芽分化を起こす頃だ。1ケ月もすれば穂が出てくる。

10 6月22日(日) 晴れ
☆コシヒカリ         ☆黒米 朝紫    ☆赤米 国司
左のコシヒカリ 58cm 分けつ 20本
中の黒米    55cm      16本
右の国司    45cm      14本
 今週も蒸し暑かった。分けつは思ったより少なかった。でも葉長が一気に伸びた。
目印の竹の棒を追い越してしまいそうだ。


9 6月15日 日曜日 晴れ雨
☆コシヒカリ 粳米    ☆朝紫 黒米      ☆国司 赤米
左のコシヒカリ 42cm 分けつ18本
中の黒米    39cm 分けつ13本
右の国司    33cm     9本
 毎日蒸し暑くなってきた。分けつも始まった。コシヒカリは毎年分けつが多すぎる。原因は定植のときに多過ぎるほど田植え機に苗をかませて欠株がないように調整し田植えが終わってから補植しなくてよいようにするからだ。
 分けつが過ぎて減収になるのも、株元が弱くなって紋枯病になりやすいのも承知だ。でも田んぼの中を這いずり回るのは本当にしんどくて勘弁だ。


8 6月8日 日曜日 晴れ
☆ コシヒカリ        ☆ 朝紫           ☆国司
左のコシヒカリ 35cm 分けつ9本
中の黒米    34cm     10本
右の国司    30cm      4本
 この頃蒸し暑くなった。久しぶりに田んぼに行った。コシヒカリが頑固に分けつを始めた。2週間もすれば稲の格好になる。
 本数を数えるのに田んぼに裸足で入ったらおたまじゃくしがびっくりして大騒ぎしてた。足裏で田んぼの暖かさを感じた。


7 6月1日 日曜日 曇り
 ☆コシヒカリ 粳米    ☆朝紫 黒米    ☆国司 赤米     

左のコシヒカリは28cm 5本
中の黒米は   28cm 5本
右の赤米は   26cm 3本
 田んぼの水は地下水をくみ上げて入れているから、すくって飲める。でも何処から来たのかイネミズゾウムシとおたまじゃくしが泳いでいた。
 黒米の葉が相変わらず黒くて、見た目に枯れそうな元気がない苗と間違えそうだ。
 台風の影響で千葉も大雨が降った。
 本日も順調なり。

bU 5月25日 日曜 やっと晴れてくれた
☆コシヒカリ 粳米    ☆朝紫 黒米    ☆国司 赤米 
先週はくもりか雨だった。昨日もくもりだったけど、今朝から天気が良くなりやっと晴れてくれてくれた。
左のコシヒカリは26cm
中の黒米は28cm
右の赤米は24cm
一週間もすると新しい葉っぱが1枚出てしまうから草丈が一変する。黒米の育ちがいい。植えたときと同じで葉っぱが黒い。知らない人が見たら病気と間違えるかもしれない。本日順調なり

No.55月17日土曜日 この頃雨ばかり
☆コシヒカリ 粳米    ☆朝紫 黒米    ☆国司 赤米
この頃天気が悪い。特に毎週木曜日は雨ばかりだ。
左の写真はコシヒカリ地上部から17cm
中は黒米で18cm
右の写真は赤米20cm
にそれぞれ育ってきた。

4 5月11日田植えから7日後 活着良好
☆コシヒカリ 粳米    ☆朝紫 黒米    ☆国司 赤米
田植えをしてから1週間過ぎた。大きな雨も風もなく今年は順調に活着したようだ
補植はしない。用水は井戸水だから冷たい。用水は上流から下流に流れる。用水から田んぼに水を入れるところを水口(みなくち)という出口は特に名前がない。排水口と無理やり名前をつけたりする。本来田んぼに水の出口は必要がなかった。水口からの水の入りを調節して水は無駄にしないで下流に送るものだ。下流で水をほしがっている田んぼの地主がいるからだ。新しく基盤整備したところはそんなことおかまいなく、蛇口をひねれば水が出る。多すぎればば排水口から出せばいい。下流も上流もおかまいなしだ。

No3 平成15年5月5日こどもの日祝日  田植え
 考えてみたら子供のころから、五月の連休はいつも田植えだ。
百姓の子供は損だといつも思った。田んぼから遠くにこいのぼりがみえた。
 
 種籾をまいてから21日目。今日は苗の長さもちょうどいいし、風もなくて天気もいいので、田植えをした。
お天道様、1週間は風を吹かせないでくれ、と祈りたい気分だ。
 風が吹くと生育が止まる。根の付きが悪くなる。枯れれば田んぼを歩き回って補植をすることもある。

遠くの田んぼは専業農家に作ってもらった。
家の近所の田んぼはコシヒカリを植えた。毎日食べる米は自分で作りたいとわがままなことを言うのでしかたない。買ったほうがよっぽど安いのになぁと思う。
この辺の田んぼは、今の爺さんたちが鍬とシャベルで戦後に区画整理をしたのだそうだ。何日も何日も村中の人が男も女も田んぼで土木作業をして平らにして四角い田んぼにしたそうだ。大きな協同の井戸もある。この辺の田んぼは、きれいな井戸水で作る。区画整理は今ならあっという間に機械で終わるが、手作業だから田んぼに愛着がわいたのだと思う。今でも春と秋の年2回は協同で全員の田んぼの補修をする。簡単に捨てられないばあちゃんの手作りのマフラーみたいなものだ。だから残土で埋めて宅地にして売ったりできないなぁと思ったりする。
 田植えは1日もかからずに終わった。約半日だ
  その田んぼに試験的に、紫米と赤米と3品種植えた。紫米(ムラサキマイ)は黒米(クロコメ)とも言う。
去年貰って食べた。赤飯のようでうまかった。だから今年は自分で作ることにした。
 
 黒米 赤米 コシヒカリの 作り方 栽培方法 
ベニロマン  赤米で極少量定植 がっちりと良い苗
試験データ
来歴:南海97号/西海209号  平成8年命名登録 農林348号
特性:高アミロースの粳赤米、九州地域では晩生、長桿、対倒伏性中、いもち対病性中、白葉枯対病性弱、出穂期の色があざやかな赤褐色。
例−5月10日 田植え 9月4日  出穂期 10月22日 成熟期
その他:晩生なので晩植は避ける。一般品種との混ざりには十分に注意する。

黒米 紫米で多めに定植。葉が黒ずんでいる。コシヒカリと間違えることはない
試験データ
特徴:東北に適し安定栽培できる収量性の高い紫黒糯品種。赤飯の色をつけるなどの利用ができる
来歴:東糯396/奥羽331号  平成8年命名登録 農林343号
例−5月10日 田植え 8月6日  出穂期 9月11日 成熟期

国司     赤米で食用に定植
試験データ
草型穂重は、重い 脱粒性は、難
例−5月10日田植え 出穂期月日8/30 成熟期月日10/8 


NO2 平成15年4月26日 2003年
左は赤米、右が黒米の葉      緑が濃いコシヒカリの苗 
もみをまいてから1週間で発芽が揃い、保温マットから、被覆をワリフに変えた。風で乾燥しすぎるからだ、昼は外へ出稼ぎしているから、水が掛けられないからね。
 黒米は発芽したとき、真っ黒だった。爺さんは病気だっぺと言った。様子を見ていたら、黒米の葉っぱは天然に黒いのだ。爺さんはカルチャーショックのようだ。


NO1平成15年4月13日
 ☆種を蒔きやすくする。☆黒米・赤米を播種   ☆ハウスへ並べる   ☆保温シートを掛ける      
種籾を1週間水につけた。昨晩から今朝まで残り湯に入れ発芽をさせた。今日はビニールハウスの中は暑かった。コシヒカリのほかに黒米と赤米も一緒に種をまいた。家族揃ってする。
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                 最後までお読みいただきありがとうございました。yasuharaの黒米